新型コロナの感染拡大後に停止していた中国人の日本への団体旅行について中国政府が解禁したと発表しました。
中国政府は新型コロナの感染が拡大した2020年1月以降、中国人の日本への団体旅行を停止していましたが、10日、3年半ぶりに解禁、旅行や予約の受け付けが可能になりました。また、日本だけでなく、韓国やアメリカなどへの団体旅行も解禁されました。
日本を訪れる中国人はことし6月の時点で新型コロナの流行前の4分の1ほどにしか回復しておらず低迷が続いていましたが、団体旅行解禁により、コロナ前の水準に中国人観光客数が回復する可能性もあり、日本国内の観光地で期待が高まっています。
一方、ホテルなどでは人手不足も指摘されていて団体客が急激に増えた場合対応が課題となりそうです。