日本政府観光局(JNTO)によると、今年1月の訪日外国人旅行者数は前年比7.5%増の268万9400人となり、1月の最高記録を更新した。
上位4市場では、韓国と香港が昨年の自然災害の影響から抜けきれず減少したものの、中国と台湾は各航空会社の座席供給量の増加に加え、今年の旧正月が2月上旬となったことによる1月末の訪日需要の高まりで2桁増となった。またタイやフィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、ロシアも2桁増となった。
市場別では豪州が単月の記録を更新し、20市場のうち中国や台湾など14市場が1月の最高記録を更新した。
2018年の訪日外国人旅行者数は前年比8.7%増の3119万1900人で、夏場に続いた自然災害などにより12年以降続いていた2桁増が途切れたものの、初めて3000万人を上回るとともに、6年連続で最高記録を更新している。